【離婚相談したい主婦の後悔】夫の価値観をもっと理解してあげればよかった

何でも夫まかせにしてしまった

何でも夫にまかせてしまった、ということはよほど頼りがいのある男性なのではないでしょうか?

仕事が忙しいとき、家庭のことにまで気持ちが回らないということはよくあることです。自分に余裕がなければ、相手の気持ちに寄り添うことができません。

夫婦とは寄り添って暮らすものです。お互いがお互いの荷物を少しずつ持ち、負担を軽くしなければいけません。

自分が本来背負わなければいけない荷物を相手に預けてしまえば相手が押しつぶされてしまいます。

最初は愛しい人の荷物だから、多少無理をしても背負おうと思うかもしれませんが自分の荷物だって軽くはないのですから、そのうち限界が来て潰れてしまいます。どちらか一方が永遠に支え続けるということはできないのです。

負担を見直そう

何でも夫にまかせてしまった、それが負担になって離婚になってしまったというのであれば、負担を見直すことで夫婦関係を立て直せるかもしれません。

仕事の負担を減らす

仕事の拘束時間が長すぎる、体力的な負荷が大きすぎる、心理的な負担が大きすぎる。転職も視野に入れることはできませんか?もっと仕事量の少ない部署へ配置換えをしてもらう。パートタイムの仕事を探してみるなど、出来ることがあるはずです。

家事の負担を減らす

夫婦二人で働いているのであれば、家事のことはできるだけ外注するという方法があります。例えば月に一度、家事代行サービスを入れて家中を掃除してもらう。週の半分は外食にして、夕飯は作らないことにする。衣類は出来るだけクリーニングに回す。また便利な家電を導入するのも良いですね。食器洗い機、ルンバ、洗濯乾燥機などは共働き家庭なら必須アイテムと言えるでしょう。

夫の価値観をもっと理解してあげればよかった

夫婦生活では二人が同じ方向を見るということが大事になります。

世の中には色々な考えを持つ人がいます。自分と全く同じ価値観を持っている人はいません。育った環境も年齢も性別も、それぞれ違います。

ある点では同意できるけれど、別の点では理解し合えないこともある。それはどんな相手と結婚しても同じなのです。

大事なのは、好悪と優劣、善悪はまったく別の物だということです。誰でも好きなものには評価が優しくなりますから、優れているように思えますし良いことのように思えます。

しかし、これはまったく別のものなのです。好きだけど劣っていることもあれば、間違っていることもあります。認められないけれど、優れていることもあれば、正しいこともあります。

多様性があるから人は面白い

世の中に自分をすべて肯定してくれる都合の良い存在というのはありえません。もし、あなたと同じ思考をする人間がもう一人いたら争うことなく、穏やかに、支え合って生きていけるでしょうか?

夫という存在は自分自身ではありません。独立した人格で、独立した世界を持っています。価値観が違って当たり前なのです。

自分の考えだけが正しくて、自分がすべてにおいて優先されるべき。そんな風に考えているうちは、誰と交際をしても長続きはしません。

多様性があるから、人は高め合うことができます。反面教師にして学ぶことができます。相手を尊敬し、尊重することができるのです。

「夫の価値観をもっと理解してあげればよかった」と後悔しているなら素直に伝えてみてはどうでしょうか?自分の考えを押し付けすぎてしまっていたと反省した姿勢を見せてみましょう。

夫婦のコミュニケーションが足りなかった

コミュニケーションが足りなかった。関わっていないなら、関係が悪化するはずもないのでは?と考えてしまいますが、コミュニケーション不足は疑心暗鬼を生み、いずれ嫌悪感へと育ってしまうのです。

例えば、旦那さんが飲み歩いてばかりで、会話がなければ「私と一緒にいるのが嫌なのでは?」「私が嫌いだから、外に娯楽を求めるのでは?」「よそに女を作っているのでは?」などの疑心暗鬼が生まれます。

相手のことをよく知っているから、相手のことを想像できるし、相手を思いやることもできるのが人間です。

例えば旦那さんが飲み歩いてばかりだったとしても会話が成立していれば「後輩が大変な時期で相談に乗っている」と理解することができます。

コミュニケーションは一人では成り立たない

当たり前ですが、コミュニケーションは一人では成り立ちません。自分が一生懸命話しかけていても、相手に伝わらなければ意味がありません。

ただ、自分から歩み寄るのは自尊心が許さない。そんなプライドにしがみついていれば、このまま離婚になるのは間違いありません。

コミュニケーションが取れていないということは「こんなに冷たい態度を取られるのだから、相手も自分を嫌っているのだ」と思い込みが発生しているかもしれないということです。

離婚するかしないか、という話になっているのであれば、これ以上嫌われる心配はありません。当たって砕けろの精神で、思っていることをぶちまけてみてはどうでしょうか?もしかしたら状況が好転するかもしれませんよ。

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