炭水化物は太る原因?白米より玄米がいいの?
炭水化物は太る原因とされていて、摂取すると体内で糖質に変化して代謝しきれない分は脂肪細胞に蓄積されることになります。炭水化物を取ると太るからという理由でお米の量を減らす人がいますが、それだと満腹感が得られないだけでなく腹持ちもよくないので空腹になりやすいと言われています。
確かに炭水化物を摂取しすぎるのはよくないことですが、だからと言ってお米の量を減らすのは間違った方法です。白米はお米が本来持つ食物繊維やビタミン、ミネラルなどの9割以上が失われています。残ったのは殆ど炭水化物なので白米を食べると太りやすいと言われています。そこでオススメなのは白米を玄米にすることで、太らない食べ方に変えるのです。
玄米に食べることで米は別物になる
白米を玄米に切り替えれば、含まれる栄養素は段違いになります。栄養素が多いと太ってしまうのでは?と危惧する人もいますがそんなことはありません。玄米にはダイエットに役立つ栄養素が豊富に含まれているので、栄養素が多い=太るということではないのです。
特に食物繊維は便秘の解消に役立ちますし、余分なコレステロールを体外に排出する働きもあります。次に糖質を代謝するために欠かせないのがビタミンB1ですが、これも玄米には豊富に含まれているので脂肪細胞に蓄積されるのを防げます。糖質の代謝が進むということは血糖値の上昇も抑えることが出来ますので、糖尿病予防にもつながります。
ただ1点注意したいのは、玄米は消化に時間がかかるので腹持ちがいいですが逆に言えば消化しにくい食べ物になるので、胃腸への負担は大きくなります。お年寄りや小さい子供、体調がよくない時などは控えた方が良いでしょう。
太りにくいパンの選び方・食べ方
ダイエット中でも頻繁に食べたい衝動に駆られるのがパンです。どのようなパンでもお米よりも太りやすいことはあまり知られていません。どうして太りやすいのか、それは小麦粉や油、砂糖などを良く使っているからです。
特に菓子パンはマーガリンやショートニングなどを大量に使っていて、1個食べるだけでおにぎり2個分のカロリーを含んでいることもあります。総菜パンなら大丈夫と思ってる人もいますが、油を使っているという点は菓子パンとあまり違いが無いのです。
パンを食べたくなったら太りにくいパンを選んで食べましょう。また食べ方も工夫する必要があります。ちなみに揚げパンのカロリーは100gで600kcal近くもあります。クロワッサンでも450kcalもあるのは驚きでしょう。
太りにくいパンとは
では太りにくいパンはどのようなパンなのでしょうか。大事なのはバターやマーガリンを使っていないパンを選びましょう。ショートニングを使っているものも避けた方が良いです。そして糖質を多く含まないものも選ぶポイントです。
総菜パンで注意したいのはマヨネーズです。マヨネーズは太るための調味料と言われるほどですから、ツナ、コーン、ウィンナーなどと合わさっているような惣菜パンはなるべく避けた方が良いです。パンに含まれる糖質とマヨネーズの脂質が反応すると、簡単に脂肪として蓄積されてしまうからです。
あと基本的にカロリーをチェックしながら食べるようにしてください。ライ麦パンや胚芽パン、全粒粉パンはカロリーを抑えた物が多いので、オススメできるパンになります。