【おしり・排尿・排便の悩み】頻尿のお悩み体験談T子さんの場合

頻尿の悩み

■子供の頃からの癖が抜けない
子供の頃、両親と外出するときには必ず「トイレは?」と聞かれていました。
道中でトイレがしたくなったら困るからと、したくなくても必ずトイレへ行かされました。
「今はしたくない」と言って、もしあとで「トイレに行きたい」というとかなりきつく怒られました。
それが怖くて、怒られないように頻繁にトイレに行くようになったのです。
ちょっとでも尿意を感じたら事前にトイレに行く癖がついてしまいました。

大人になってからもその癖が抜けずに困っていました。
家にいるときやショッピングセンターなどすぐにトイレに行ける環境なら
何の問題もなく過ごすことができるんです。
でもライブや映画館などすぐにトイレに立てない場所に行くときには
落ち着かなくてどうしようもなく、友達に誘われても泣く泣く断るハメに。

■仕事にも支障が出るように
それでも学生時代は大した影響はなかったんです。
ところが仕事をするようになると、トイレに行きにくい状況が多々あるんです。
長時間ミーティングをしている時、得意先を訪問中など
トイレに行きたくても行けない状況になると落ち着かなくてしょうがないんです。
仕事にも支障が出るようになって、自分が頻尿だと気が好きました。

■膀胱トレーニングを実践
このまま尿意に振り回されるのは困る…と思い泌尿器科を受診することにしました。
恥ずかしかったので、色々調べてちょっと遠いけれど女性専門の泌尿器科へ。
診察の結果、膀胱自体に問題があるのではなく、心因性のものが考えられるということが分かりました。
それで子供のころのことを思い出したんです。
そして膀胱トレーニングの仕方を習いました。
最初はトイレを我慢する5分がとても長く感じられたのですが
次第に10分でも我慢できるようになりました。
今では映画館も行けるし、旅行でもなんでも楽しむことができます。
あの時に受診して本当に良かったと思っています。