【パートナーとのセックス】濡れない気持ちよくない億劫で仕方ない

セックスで濡れない

濡れなくてセックスが痛い

ホルモン不足なのかも?

パートナーとの楽しい時間のはずが、痛いと苦痛でしかありませんよね。
挿入時に痛みを伴うというのは、気持ちの問題だけではなく卵巣機能が低下して女性ホルモンが不足しているのかもしれません。女性ホルモンが不足するとうるおいが足りなくなってしまうので挿入できても擦れて痛くなってしまうのです。

セックスが痛い場合に考えられる理由

触られただけでも痛いという場合には外陰痛症候群、性感染症などが考えられます。これは婦人科で検査を受ければ分かります。また心理的なものが原因でパニック状態になり痛いということもあります。過去のトラウマなどが原因で濡れない、痛みが伴うという場合には一人で解決するのは難しいです。カウンセリングや心療内科を受診しましょう。病気でもないのに、セックスの相談をしてもいいの?と思うかもしれませんがセックスの問題に詳しい医師であれば客観的に判断をしてくれますし勿論秘密がバレることはありません。勇気を出して相談してみましょう。

潤滑ゼリーを使おう

加齢などが原因で潤いにくくなっている場合には潤滑ゼリーを使いましょう。ドラッグストアでも販売されていますし、通販で購入することもできます。

ホルモン療法など病院での治療

加齢とともに膣のうるおいは失われていきます。20代、30代でも卵巣機能が低下すると膣内のうるおいが失われてしまいます。婦人科で低用量ピルを使ったホルモン療法を受けることで改善する場合があります。またダイエットをしすぎたり、不規則な生活でホルモンバランスが崩れるので生活習慣も同時に見直してみて下さい。

パートナーとのセックスが気持ちよくない

自分の気持ちと向き合いましょう

セックスが気持ちよくないと言っても色々あります。例えば、楽しいと思ったことがない人。まったく気持ち良いと思えない人。痛くてたまらない人。オルガズムに達したことがないと嘆いている人。「感じない」にもいろいろな種類があります。いずれにせよ、考えられる理由は自分の気持ちがブレーキを掛けているということです。女性は貞淑であるのが良く、乱れるのは恥ずかしいことと思っていませんか?セックスはなんとなく良いことではなくて、罪悪感がありませんか?セックスが気持ちよくないという場合には、パートナーとの関係以上に自分自身の気持ちに問題があるかもしれません。

安心感が鍵を握っています

セックスの気持ちよさはオルガズムに達することだけではありません。漫画や小説でのオルガズムは過激な表現をされることが多いです。しかし人によって個人差があり、激しい快感だけがセックスの良さではないのです。肌と肌が触れ合うことの心地よさ、安心感も気持ちよさの一つです。自分自身の感覚を大事にしてセックスを楽しんで下さい。

マスターベーションは恥ずかしいことではない

女性がマスターベーションするのは恥ずかしいことだと思っていませんか?でも自分と向き合うためには必要な行為だったりします。自分でも気持ちい場所が分からないのに、パートナーに任せきりというのでは気持ちの良いセックスをするのは難しいです。清潔な手で陰部をやさしく触ってみましょう。感じる場所や触り方が分かったらパートナーにも伝えましょう。

婦人科や女性外来を受診する選択肢も

セックスが痛い、つらい、苦しいという場合には女性性機能障害(不全)の可能性があります。陰部や膣、子宮などに物理的な問題があるのかもしれません。思い切って婦人科や女性外来を受診してみましょう。

セックスが億劫で仕方ない

好きな相手なのに、セックスしたいと思えない

彼氏や旦那さんのことは愛しているし、大好きだと思っているのになんとなくセックスする気になれない、しなくてもいいかなと思ってしまう。こういう時、理由はいくつか考えられます。仕事が忙しすぎて体力や気力が低下している。対人関係でストレスを感じて心にゆとりがない。などなどです。

心身の緊張が原因なのかも?

パートナーも自分も性交渉を持たなくても良いと考えているなら別ですが相手から求められるのに、気持ちがついていかないというのは辛いですよね。まずは十分に疲れを取るために休みましょう。疲れ切っている時には、誰だってそういう気持ちにはなれないものです。それからゆっくりパートナーと触れ合う時間を濃くしていきましょう。

マッサージで触れ合う

セックスとなるから身構えてしまうのであれば、マッサージでお互いの身体を癒してみましょう。肩を揉み合ったり、腰を揉み合ったり、ツボを刺激してみたり。セックスを意図したふれあいではなくても、好きな人と体と体が触れ合っていれば次第に心も体もリラックスできるものです。マッサージをするときにはイランイランやジャスミンなど官能的な香りを使うといいですね。アロマポットを利用するか、マッサージオイルに1滴たらすと効果的です。

薬酒も気分を高めてくれます

養命酒など健康増進を目的とした薬酒も効果的です。直接的な催淫効果があるわけではありませんが健康に必要な栄養を補給し、同時に疲れも取れ、心の緊張もほぐれます。即効性はありませんが毎日ちょっとずつ飲むと気持ちが前向きになるかもしれません。

セックスしたいのにパートナーが応えてくれない

コミュニケーションが大事です

セックスしたいと思っているのにパートナーが応えてくれない。セックスしたくないのに、相手を気遣って言い出せない。セックスをする時に肉体的・精神的に負担になることがある。こうした悩みはパートナーとの関係が大きな問題となります。あなたの悩みを自分自身の悩みとして一緒に考えてくれる相手ならば良いのですが相手にその気がないのであれば問題を解決するのは難しいです。

問題は専門機関に相談しよう

二人きりのときに密着して甘えるなど、普段からスキンシップをしたりボディタッチをすることで二人の関係が改善されることもあります。また時には思い切って尋ねるのも一つの方法です。セックスがしたいと思っているのにしてくれないと言う場合にはお互いに向き合って一度話合うのが一番です。なぜセックスをしないのか、理由を知ることで問題が解決できるかもしれません。あなたには言い出せなくて悩んでいるのかもしれません。親しい人にも相談しにくいセックスの問題ですが専門のセックスカウンセラーがいます。一人で抱え込まずに相談をしてみましょう。

強要や避妊への非協力的な態度は?

性交を強要される、避妊してくれないなどはDVに該当します。交際相手や配偶者であっても性交の強要、避妊に協力してくれないのは問題です。専門機関に相談をしてみて下さい。国や都道府県、市町村などそれぞれに相談機関があります。パートナーへの気持ちがあるかもしれませんが第三者の意見が必要です。

セックスの悩みはセックスカウンセラーに相談しよう

セックスの悩みは誰にも相談できないと思っていませんか?

セックスの悩みは人に相談しにくいものです。悩みが深ければ深いほど、親しい人だからこそ相談しにくくなってしまいます。でも一人で悩んでいてもセックスの悩みを解決するのは難しいです。仮に誰かに打ち明けたとしても、正しい知識を持っているかどうかも分かりませんし自分の秘密を他人に打ち明けることのリスクもあります。そんなときに頼れるのが「セックスカウンセラー」です。

セックスカウンセラーは怪しい組織ではない

「セックスカウンセラー」なんとなく、如何わしいような、怪しい感じもしますが婦人科や心療内科で紹介してもらえる、カウンセラーさんのことです。臨床心理士や精神科医、婦人科医などセックスに関する専門知識を持っています。この資格を認定するのは「日本性科学会」で、相談できる内容は心理的なこと、性交の方法など、セックスに関することならなんでも相談することができます。相談の内容によっては、そこから更に専門の医師や精神科医、弁護士にも連携を取ってもらえ、あなたの悩み相談が無断で外部に漏れることはありません。

性機能障害の指導も受けられます

セックスの悩みでも、性交ができない、強い痛みを感じる、まったく感じないなど性機能障害の悩みには「セックスセラピスト」という相談相手がいます。これは医師、看護師、助産師などの医療機関のスペシャリストが悩み相談を受けてくれます。セックスの悩みを誰かに打ち明けたいなら、日本全国のセックスカウンセラーやセラピストに相談をしてみましょう。

彼氏とのセックスが苦痛でカウンセリングを受けたS子さんの場合

初めての彼氏、交際

20歳になったとき、バイト先で初めての彼氏ができました。10歳以上年上の彼氏は、私からは考えられないような大人でした。お酒を飲みにつれていってもらってもスマート。お店選びも素敵でセンスがよく、話題も同世代の男の子では考えられないようなものばかり。すっかりのぼせ上ってしまいました。

セックスが苦痛だと感じるように

しばらくはまるで夢を見ているような幸せな交際をしていました。ところが交際が1年も続いたころくらいから、だんだんデートや会話が減って、ただセックスだけをするようになったのです。私が予定があると言っている日にも、無理矢理ホテルに誘いセックス。大学の授業がある平日の昼間にも、相手の都合で呼び出されてホテルに連れていかれる。初めての彼氏だったので、付き合いも長くなるとこれが普通なのかもしれない…とも思っていましたが、だんだん苦痛になり、もう限界だと思うようになったのです。

カウンセリングを二人で受診

このまま苦痛な交際を続けていいのか悩むようになり思い切って友達に相談すると「それはDVかもしれない」と言われたのです。強引なセックスは交際相手であっても暴力であると言われてハッとしました。それで「DV相談ナビ」に電話をしたところ、カウンセリングを紹介してくれたので行くことにしました。

カウンセリング室で相談をした結果、彼もいっしょにカウンセリングを受けるように勧められ「一緒に受けてくれないなら、別れるしかないかもしれない…」と思いながら話したところ一緒にカウンセリングを受けることのなったのです。

カウンセリングでは彼の気持ちを客観的に見ることができたり自分が思っていることをきちんと伝えられたので良かったです。彼にもセックスに執着が強くすぎるということで単独でカウンセリングを受けることになり今では二人で穏やかに交際ができています。恥ずかしいけれど、思い切って二人の関係を相談できて良かったと思います。