貧乳がコンプレックスの塊だった
胸が小さいのが長年のコンプレックスでした。中学生になって周囲の胸が膨らみ始めているのに、私はぺったんこのまま。高校、大学と進んでもまったく胸が大きくなる様子もありませんでした。あらゆるバストアップ方法を試すもまったく効果がなく普段は分厚いパッド入りのブラジャーをして過ごしていました。
胸に自信がないことから男性とのお付き合いも消極的になりこのままでは一生恋愛も結婚もできない…と思い、社会人３年目にして豊胸手術を決意しました。
豊胸手術のメリットとデメリット
手術を受けるための病院の情報などはインターネットで探しました。豊胸手術ができる美容整形外科は沢山あるのですが胸にメスを入れる以上は信頼できる病院がいいと調べていたところ乳房外来のある美容整形外科病院を見つけました。HPには豊胸手術のメリットだけではなく、デメリットも書かれており誠実で良心的な病院だと判断し、カウンセリングを受けることに決めました。
シリコンジェルバッグを入れる
病院での対応はとても丁寧で、手術の内容説明も分かりやすかったのでバストのデザインを打ち合わせて手術をしてもらいました。手術自体は４０分程度でしょうか？病院で休んでから自宅に帰りました。見た目にはっきりと胸が大きくなっていることが分かりとても嬉しかったです。
大満足の結果へ
バストに異物を入れると体内で拒否反応が起こることがあるそうで抜糸後にも病院へ行き温熱療法などのマッサージをしてもらいました。アフターケアもきちんとしてくれる病院なので良かったです。乳がん検診もその病院で受けられるというのも安心できる点ですね。月に１度、マッサージを受けにいきますが４０万円でこの胸が手に入ったのですから大満足です。男性とのお付き合いにも前向きになり、おしゃれもとても楽しくなりました。
万が一の豊胸手術後のトラブルにはどう対応する？
豊胸相談後のトラブルは結構ある
小さい胸に長年コンプレックスを抱き、決死の思いで豊胸手術を受けたのに術後半年で胸にしこりができたり、乳房の形が変形してしまったり、硬くなってしまったりとトラブルを感じる人は少なくありません。でも豊胸手術をしたことを周囲には知られたくないので友人にも相談できず一人で悩んで不安にさいなまれた日々を送っている。そんな場合にはどうしたらよいのでしょうか？
乳腺外来で見てもらえる
豊胸手術後のトラブルで悩んでいるなら、乳腺外来を受診しましょう。元々は乳房にしこりがある人や痛みがある人、乳首から分泌物があるなど乳房に関するトラブルを専門に見る診療科ですが、豊胸手術のトラブルにも対応してくれます。
自分の脂肪でも安心はできない
豊胸手術にはシリコンジェルバッグを入れる方法と、自分の脂肪を注射器で注入する二通りの方法が一般的です。自分の脂肪なら安全とおもいきや、実は１００％安全とは言い切れないのです。なぜなら、生きている細胞を注射器で吸い出して別の場所に注入するのです。そのままなじんでくれる場合もありますが、石灰化を起こしてしまうこともあるのです。シリコンジェルパックも異物を身体に入れるので、場合によってはカプセル拘縮といってバッグを取り囲む皮膜が形成されてしまうこともあるのです。
乳がん検診はどうする？
豊胸手術を受けていると一般の病院や検診では乳がん検診を断られることがあります。この場合は乳腺外科で事前に伝えておけば検診が受けられます。状態によっては中に入れたものを取り除くこともできます。豊胸手術の技術はかなり高くなっていますが、全員が必ずしも満足いく結果を得られるわけではありません。もし異常があった場合には放置せずに乳腺外来へ行きましょう。
