本当は陰部の形に正解も理想もないのですが・・・
色が濃くてふっくらしているのは当たり前です
生まれて間もない赤ちゃんは陰部もピンク色をしています。しかし成長するにともなって、性的な成熟期を迎えると性器も子孫を残すための準備を始めます。
赤ちゃんの頃は未成熟で大陰唇も小陰唇も小さくすっきりしていたのがふっくらして赤黒くなっていきます。これは粘膜に隠れている敏感なクリトリスや尿道や膣口を守るための変化です。この時、人によっては色素沈着が強かったり、サイズが大きくなったりするなど個人差が生じることがあります。しかし色がピンク色じゃなくなったのも、形が変わったのもあなたが成熟期を迎えた証拠で、正常な変化なのです。
どうしても気になるなら美容整形外科で相談
大陰唇の形はふっくらして、色が濃くなって当たり前と言われてもなかなか個性としては受け入れられないかもしれません。友達と温泉に行くのも気になってしまう、水着にもなれない、男性との関係にも臆病になってしまうなどコンプレックスになっている場合には手術で形を整えることができます。
デリケートな部分なので病院はよく吟味してから受診してください。受診する科は美容形成外科です。併設の婦人科でカウンセリングも受けられる病院を選ぶと安心です。婦人科医は毎日たくさんの女性器を見ています。手術を受けたほうがいいほど、形が他の人と違うのか?それとも気にする必要もなく、「普通」なのか判断してもらえます。
膣の形、ゆるみを解決させる方法
膣がゆるい、せまいなどの問題は解決できます
セックスが上手くできないというのは悲しい悩みですよね。パートナーに「セックスしても気持ちよくない」「ゆるい」などと言われるとその後の性生活でも暗い影を落としてしまいますよね。反対に狭すぎることで痛くて辛いということも悲しい悩みです。
出産経験者に中には出産したことで膣がゆるんだ、気持ちよくない気がしてしまったり骨盤臓器が膣口から出てきてしまうなんて言う人もいます。現代の日本では赤ちゃんは生まれてくるのが当たり前。お母さんも元気なのが当たり前のようになっています。しかしこれはつい最近までは当たり前のことではなく、お産は命がけでした。出産は体に負担のかかるものですから、ダメージが残る人も多いのです。
追い詰められ過ぎないで解決策を試そう
膣がゆるいとか狭いとかの問題はなかなか他人にも相談できないことですしパートナーを満足させられないのは申し訳ないと思ってしまうかもしれません。欧米では膣の問題は自分が満足できるかできないかの問題と捉え、自分自身が性生活を楽しむために手術をする人もいるくらいです。あまり追い詰められ過ぎるのは良いことではありません。
どう解決すればよい?
ゆるみは骨盤底筋を鍛えることで解消できます。また、婦人科で高周波治療を受ければ膣組織にハリを出して引き締めることが可能ですし手術を行って縮小することも可能。せまい場合には婦人科に相談するのが一番です。処女膜を取り除いたりすることで狭さが解消できます。出産で伸びてしまったばあいには、たるんだ部分を切除して縮めることができます。
美容整形外科は婦人科や乳腺外来と連携してくれる病院が良い
形やサイズを変えるなら美容整形外科へ
バストや陰部の形が気になって、形やサイズを大幅に変えたいと思うのであれば手術をして形を変えるしか方法はありません。では、一体どんな病院で手術を受ければ良いのでしょうか?
よく女性誌などには美容整形外科の広告などが入っていると思います。勿論、美容整形外科として開業しているのですから医師免許を持った医師が診察して手術してくれることには変わりがないのですが、やはり失敗してしまったり、アフターケアが中途半端だったりお金がたくさんかかってしまうんじゃないかと不安になってしまうと思います。
安心なのは婦人科・乳腺外来と連携してくれる病院
美容整形外科と一口に言っても、まったく単独で運営している病院もあれば婦人科・乳腺外来と連携が有る病院なら後者が安心です。なぜなら、見た目の問題だけではなく、女性の体を健康第一に考えて無理のない範囲での施術が受けられるからです。
たとえば小陰唇縮小手術でも、見た目だけを求めて子供のような形にされてしまえば小陰唇本来の役目が果たせなくなってしまいます。性器は将来出産を行う部位ですから、健康が第一なのです。
またバストの手術も妊娠や出産、加齢による形状の変化など乳房の機能を熟知した医師でなければ将来を考えた判断ができません。婦人科や乳腺外来と連携があれば、その後の乳がん検診や術後の経過なども継続して見てもらえるので安心なのです。
小陰唇縮小手術の体験談 M美さんの場合
恋人なんて、とても作れない!
とても恥ずかしくて他人には一度も話したことがなかったのですが小陰唇が大きい(ビラビラと大きくはみ出ている)ことが長年のコンプレックスでした。子どもの頃にも母親が形を気にして病院を受診させられたのですが成長期なので様子を見ましょうと言われたほど。
思春期を迎えてからは更にスポーツをやっていて激しくこすれたことや自転車通学でこすれてしまったのか、ますます大きくなったようです。病気ではないし、個人差があるものだとは分かっていてもどうしても形がコンプレックスで恋人なんてとても作れないと思っていました。
30歳で転機がやってきた
30歳になったころ、周囲の友人がバタバタと結婚&出産ラッシュを迎えました。周りからも「恋人を作りなよ」「結婚考えないの?」と言われるようになり私は誰にも言えない悩みを抱えているのに!!という気持ちが強くなりました。
それでネットで美容整形外科のサイトを巡っていたのですが婦人科に併設されている女性専門クリニックで小陰唇縮小手術を受けられることを知ったのです。値段は20万円ほどなので、貯金で何とでもなる金額でした。
カウンセリングを受けてみた
2~3日悩んでから、やっぱり手術を受けたい!という気持ちが強かったのでカウンセリングを受けることにしました。先生は診察したうえで悩みを受け止めてくれて信頼できるなと思ったので手術を予約し、小陰唇縮小手術を受けました。時間は30分程度でしょうか。しばらくしてから自分で形をチェックしましたが悩みは見事に解決され、とてもきれいな形になっていました。
その後、男性とのお付き合いにも前向きになれ以前からアプローチしてくれた男性と交際できるようになりました。
先生には感謝をしてもしきれません。
出産後の膣の緩みを克服したN子さんの体験談
トレーニングで膣のゆるみを改善
出産後になんとなく膣のゆるみを感じていました。でも出産した直後だったので、緩みをうすうす感じているものの夫も私もそのうち治ると思っていました。あまり深く考えていなかったのです。あれだけ大きなものが出てきたのだから、そのうちもとに戻るだろうと楽観的に考えていたのです。
しかし1年経過しても、なんだか緩いような感じが続いたいたので出産でお世話になった先生のところに相談しにいったんです。すると産後のゆるみは誰にでもあること。骨盤底筋を鍛えることでゆるみが改善できると言われました。しかし自分だけでは難しいのでトレーニングを指導してくれるクリニックの紹介を受けたのです。
高周波治療を受けてみた
トレーニングを1ヶ月も続けたところ、旦那曰く、かなり状態は改善されたのですが私の実感はあまり得られませんでした。セックスでもイマイチ納得できない感じだったんです。そこで改めて相談したところ婦人科でRF(高周波)治療を受けてみませんか?と言われたのです。
高周波の治療は高周波の熱で膣の皮下真相を刺激します。そしてコラーゲンや皮膚組織を作るので膣のゆるみが改善されるのです。施術は顔のたるみを取るためにも使われる技術で、施術はたったの1回。メスや麻酔注射、レーザーは使いません。費用も30万円ほどで入院の必要もなかったので施術を受けることにしました。
現在もトレーニングは続けており、術後2週間後の夫婦生活で膣のしまりを実感できるようになったので受けて良かったと思います。