くせ毛に関するよくある疑問3つ

くせ毛Q&A

くせ毛は遺伝なのか?

生まれつきくせ毛という方は100%遺伝です。くせ毛は優性遺伝なので、両親や祖父母がくせ毛だと子供や孫もくせ毛を受け継ぎやすいです。

子供の頃は直毛だったのに、大人になるにつれてくせ毛になったという人は子供の頃は髪の毛が細かったために、うねりが出ずに成長で髪の毛が太くなったことでうねりが出てくせ毛になったタイプです。これも元々くせ毛の体質なので、遺伝によるものと考えられます。

子供の頃にくせ毛だったのが、直毛になったという人は細くてくせがつきやすかったのが、太くなってうねりが目立たなくなったタイプなのでこちらも遺伝によるくせ毛と考えられるでしょう。

加齢でくせ毛になったという人は頭皮のゆがみ、たるみなどが原因です。何らかの原因で毛根にトラブルが起きていて、くせ毛になっているのでこの場合は頭皮ケアをすれば直毛に戻ります。遺伝的なものではありません。

くせ毛の人はハゲやすい?ハゲにくい?

くせ毛の人はハゲやすい、と言われます。しかし生まれつきくせ毛だから薄毛になりやすいかというとまったく関係ありません。薄毛とくせ毛は無関係なのです。ですが、くせ毛の人がハゲやすいと言われるのには理由があります。まず、頭皮のダメージでくせ毛になっている人が、蓄積された頭皮のダメージで薄毛になってしまうと、くせ毛=薄毛になりやすいと認識されるのでしょう。

また、髪の毛が細くてくせになりやすいタイプの人は髪の毛自体にハリやコシがないので、薄毛になりやすいです。これはクセに問題があるのではなく、髪の毛が細いことが問題です。ホルモンバランスの変化で髪の毛が太くなりくせが出る人もいます。これは男性ホルモンが強くなっているので注意が必要です。

生まれつきくせ毛だった人の場合には問題がありません。しかし加齢でくせ毛になってしまった人は薄毛になる可能性があります。気になる場合にはAGA治療ができる皮膚科などを受診してみましょう。

くせ毛はホルモンバランスと関係あるの?

ホルモンバランスの影響で、髪質が変わってしまい直毛だった人がくせ毛になることがあります。特に多いのが女性です。女性は思春期、妊娠出産、更年期に大きくホルモンバランスが崩れます。この時に毛穴になんらかの影響が起こることでくせ毛になることがあります。

妊娠出産でのホルモンバランスの崩れは自然に元に戻りますが特に多いのが、加齢によるくせ毛です。40代以降、女性ホルモンが減少してしまうことや加齢によって血行不良や毛包の変形が進み、髪の毛が細くなりくせ毛になることがあります。

更年期の訪れを止めることはできません。ある程度変化が起こるのは仕方がないことです。専用の育毛シャンプーや育毛剤を使ったり、頭皮マッサージをしたり薄毛対策を勧めましょう。

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