お互い、感謝や愛情表現の言葉が少なすぎた
感謝の気持ち、いたわりの気持ち、優しい気持ち、相手を思いやる気持ち。心の中では相手のことを憎く思っていたわけではなく、大事に思っていたのに仕事や家事に追われて、ついつい気持ちを伝えるのをおろそかにしてしまった。
当たり前ですが、気持ちというのは、きちんと言葉にしなければ伝わらないものです。結婚したのだから愛しているのは大前提。そう思うかもしれませんが、これは違うのです。愛しているという気持ちは、言葉にして伝えなくては伝わりません。
目と目で通じ合う、以心伝心なんていいますが長年連れ添った夫婦であっても、言葉にしなければ伝わりません。大事な気持ちが、言葉にしなくても伝わると思うのは、甘えでしかありません。
まだ後悔が強いなら
もし離婚に向けて話し合いが進んでいるにも関わらず、あの時もっと言葉にしていればよかった、もっと素直に感情を表現していればよかった、そんな後悔が強いのであれば、今からでも伝えてみるのが良いでしょう。
どう転んでも離婚が避けられない状況にしろ伝えることで、気持ちがすっきりして前に進めるかもしれません。一度は愛し合った仲なのですから、もしかしたらあなたの後悔が伝わって相手も、もう一度やり直そうと思ってくれるかもしれません。
離婚してしまえば、二度と会うこともなくなるでしょう。そうすれば後悔を抱えたまま、これからの人生を歩くことになります。結果に関わらず、一度ぶちまけてしまえば新たな人生に余計な後悔を抱えなくて済むのではないでしょうか?
夫の話をもっと聞いてあげればよかった
今まで、世間では旦那さんが話を聞いてくれない!!と悩む女性が多かったです。ところが共働き夫婦が当たり前になると、疲れて帰ってきたのだから家でくらいリラックスしたい。めんどうな話はしたくない。自分だってストレスマックスなのだから、仕事の愚痴なんか聞きたくない。そう思う女性が増えてきているようです。
しかし夫婦とは支え合うもの。常時愚痴を垂れ流されるのは困りますが、気持ちを打ち明ける、情報を共有するというのはとても大事なことです。
これができなければ、単なる同居人になってしまいます。夫婦でいる意味がなくなってしまうでしょう。言葉は絆です。2人を結び付けておくためには、言葉が必要不可欠です。なぜなら、テレパシーで自分の気持ちを相手に伝えることはできないからです。
1日10分、愚痴りあう時間
忙しく働いていて、家に帰ればゆっくりしたい。この気持ちは夫婦共に同じだと思います。
まだやり直しがきくようであれば1日10分を持ち時間にして相手の言うことに口を挟まずに聞く時間を作ってみてはどうでしょうか?
会社の愚痴、上司の悪口、今日あったことなどをお互いに口を挟まずに聞く時間です。あなたが10分、相手も10分です。
10分とあらかじめ時間を区切っておくことでだらだらと愚痴を垂れ流すことなく話すことができます。どうしても話しておきたいことを優先してポイントを抑えた会話ができるはずです。
自分には分からない仕事の話を延々とされても疲れてしまいます。でも、10分くらいなら、愚痴を垂れ流されても、我慢できるのではないでしょうか?
ありのままの自分を夫に見せることがなかった
ありのままの自分でいられず、偽りの自分でいると疲れてしまいますね。甘えたいのに、周囲の期待に応えてクールな女を装ってしまう。本当はがさつでだらしないのに、良い妻になろうと綺麗好きを装ってしまう。
ありのままの自分を見せられないということは、ありのままの自分に自信がないからです。自分自身をすべてさらけだして、嫌われてしまうのが怖いからです。本当の自分を出して、軽蔑されてしまうのが怖いからです。
しかし、これはとても失礼なことだと思います。相手はあなたと結婚しようと思うまで愛してくれていたのに、相手の気持ちを勝手に深読みして、自分を偽ったのですから、酷い裏切り行為と言えるのではないでしょうか?
もう怖がることはない
離婚を考えるほど、関係が悪化してしまったらあとは離婚をして、他人に戻るだけです。
町ですれ違ったら「あ、久しぶり」と立ち話くらいはするかもしれません。でももう電話をすることも、メールをやりとりすることもなくなるでしょう。離婚した夫婦なんて、そんなものです。
だったら、もうこれ以上あなたの評価が下がることはありません。あなたの評価が、これ以上ないくらい下がったから離婚になるのですから今さら何も怖がることはありません。
ありのままの自分をさらけだしても大丈夫なのではないでしょうか?本当はずっと甘えてみたかった。もっと〇〇したかった。本当の私は、もっと〇〇だったの!と、打ち明けたって良いのではないでしょうか?これ以上マイナスになることはないのですから、もしかしたら、打ち明けることが+になるかもしれませんよ。
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