【旦那が浮気】離婚したい。慰謝料いくらもらえるか調べてみたら色々めんどくさそうな件

【旦那の浮気が確定】一生をかけて償いたいらしい。アホか。

浮気をしたことを認め、それでもあなたのことが大切で、別れたくない。
一生かけて償いたい。
浮気が発覚したときに、そんな風に言う男性は少なくありません。

では、旦那さんにできる償いとはなんでしょうか?
慰謝料を支払うことでしょうか?
あなたの言いなりになって、我儘をたくさんきいて、奴隷のように暮らすことでしょうか?

お金をはらってもらったとしても、結局夫婦であるなら財布は一緒です。
たいした負担とは言えないでしょう。
旦那さん名義の貯金からあなたの名義の貯金通帳に移るだけです。

奴隷のように暮らすことでしょうか?
そんな暮らしをあなたは望んでいるのでしょうか?
良く考えてみるとよいでしょう。

本当の愛とはナニ?

世の中には、複数の女性を同時に、まごころ込めて愛せるという人もいるでしょう。
しかし、本当に優しい人はあなたを悲しませるようなことはしません。
あなたがたった一人の男性から愛されたいと願っている女性だと知っていて、あなたを悲しませるような行為には走らない筈です。

旦那があなたと離婚したくないという気持ちは真実でしょう。
しかしそこには、あなたを本当に愛しているからというだけではない動機があるのではないでしょうか?

  • 慰謝料を払いたくない。
  • 子供と離れたくない。
  • 世間体が悪い。
  • 家で何かと尽くしてくれる家政婦を失いたくない。

勿論、結婚生活というのは愛だけで成り立つわけではありません。
今後の生活という問題もあるのでしょう。
打算的な結婚が必ずしも不幸になるとは限りません。
子供を育てていく上で、今後の生活を送る上でベストな選択をするのが良いと思います。

離婚したいが旦那が離婚拒否!こんなときどうする?

  • 浮気をしたクソ旦那なんか捨ててやる!
  • 子供は私が一人で育てる!
  • 二度とお前の顔なんか見たくないんだ!
  • 父親面するな!

と、あなたが思っても
旦那が再構築を望んで離婚を拒否するケースがあります。

この場合、協議離婚では離婚をすることができません。
話し合いで解決しない場合には、義両親に説得を頼んでみましょう。
浮気をされて非常に傷つけられたこと、二度と夫婦に戻ることはできないことを伝えて説得してもらいましょう。

それでもダメな場合には、調停離婚になります。
浮気をした証拠がある場合には、旦那さん有責で離婚をすることができます。

それでも話がつかない場合には、裁判離婚です。
しかし現実に裁判離婚まで至るというケースはほとんどありません。
調停であっても、裁判所で話し合うということを恐怖に感じて離婚に同意するケースが多いですね。

離婚問題を弁護士に相談しよう

旦那さんが離婚に応じてくれない場合には離婚問題に強い弁護士に依頼をするのが良いでしょう。
二人で話し合っていると、どうしても感情が入ってしまってなかなか冷静に話し合えません。

しかし客観的な立場に立つ弁護士が同席することで話し合いは大きく変わります。
まず本気で離婚したいのだと、旦那さんにアピールすることができます。
次に浮気をしたのに離婚を拒否してゴネても調停離婚はまぬがれないことを弁護士さんから説明してもらうことができます。

中には逃げ回って離婚に応じないというケースもあります。
なので本気で離婚したいのであれば、話し合いがこじれてしまう前の段階で弁護士さんに相談しておきたいですね。
相談費用は安くはありませんが、離婚は一生の問題ですから多少の費用負担はしておいた方がのちのちのためになるでしょう。

浮気の離婚手続きや慰謝料請求は弁護士に任せたい。弁護士選びのポイント

弁護士を選ぶ際には、離婚問題に強い弁護士を選ぶのが基本です。
弁護士と一口に言っても…

  • 企業の紛争を専門にしている弁護士
  • 刑事事件を専門にしている弁護士
  • 医療訴訟に詳しい弁護士
  • 借金問題を主に扱う弁護士
  • 離婚問題に強い弁護士

などそれぞれ強い分野があります。

お医者さんは医者になるために一通りの勉強をしますが、その後やはり専門的な経験を積んでいきます。
同じように弁護士も一通りの勉強はしていますが、やはり得意分野というのがあるわけです。
得意とする分野でしたら弁護士としての知識や経験で強力なサポーターとなってくれるでしょう。

ですから弁護士なら誰でもいいというわけではないので離婚問題に強い弁護士を選ぶのが第一のポイントになると言えるでしょう。
離婚問題に強い弁護士を探すのは知人や親族の紹介、弁護士検索サイトを利用してみてください。

弁護士との相性は大事です

弁護士に離婚問題を依頼するときに、大事なのが相性です。
離婚問題は1回2回の面談で終わるものではありません。
半年から1年以上長引くこともあります。

あなたの考え方、あなたが本当に望んでいること、相手に要求したいことを理解してくれる相手でなくてはいけません。
そのために大事なのが相性です。

話してみたときに「この人は上から目線でちょっと…」とか「情けなくて頼りにならなさそう」と思ったら依頼してはいけません。
別の弁護士を探してみましょう。

また弁護士に依頼をするからといって、何から何まで丸投げにするということはできません。
自分からもあれこれ質問して、弁護士との信頼関係を築いていくようにしましょう。

離婚調停の費用はどれくらい?

弁護士に離婚調停を任せた時の相場は60万円くらいです。
財産分与、慰謝料、養育費、親権の有無などで料金は大きく変わります。
手続きが多い案件の場合にはもっと高額になることもありますし、逆にすんなり話が進む場合にはもっと安くなることもあります。

弁護士の費用は着手金と報酬金の二つに分かれています。
まず着手金として大体30万円くらいを支払い、慰謝料や財産分与が得られた報酬金として30万円支払う、という形です。

現在では財産分与やとして得られた金額の10%を支払うという形で契約を結ぶことも多いです。
着手金が30万円、財産分与として400万円取ったら、合計で70万円の支払いです。
契約を結ぶ前によく支払総額についてはよく確認しておくようにしましょう。

弁護士に離婚調停を依頼する時にネックになるのが「お金」

あなたか旦那さんの年収が高く、貯金もたくさんある場合にはお金のことは大した問題にはなりません。
仮にあなたに手持ちのお金がそれほどなかったとしても、財産分与を受けたあとに支払えばいいからです。

問題になるのは、あなたも旦那さんも年収が低く、貯金がほとんどないケースや借金があって、慰謝料の請求や財産分与がまともにできないときです。

離婚をすれば当然新しい生活のためにお金がかかりますから弁護士費用まで、とてもじゃないけど出せないということもあるでしょう。

この時に頼りになるのが「民事法律扶助」という制度です。
これは弁護士費用立て替えてもらえる制度です。
まずは法テラスで相談をしてみてください。
お金がなくても弁護士に依頼をすることができるかもしれません。

浮気の慰謝料の相場はいくら?旦那とその浮気相手両方からもらえるの?

まず、浮気の慰謝料の相場ですが、これは旦那さんの年収などによって左右します。
年収が250万円の旦那さんにたいして、500万円の慰謝料を支払え!と言っても支払う能力がないわけですから、現実的な話ではありません。

しかし年収が1000万円の旦那さんであれば500万円の慰謝料を支払え!と言っても無茶な要求ではないということになります。

そもそも慰謝料というのが不法行為によって精神的な損害を被ったので、それを償うための金銭ですから、年収いくらで、結婚年数が何年だから離婚になったらいくら払うと決まっているものではありません。

裁判で離婚したカップルの場合の相場は平均100万~300万です。
相手の収入しだいでは50万円ということもあります。
ただし、協議離婚の場合は話し合いで金額が決まりますからもう少し高くなることもあるようです。

浮気相手に慰謝料を請求できるかはケースバイケース

浮気相手に慰謝料が請求できるかは、いくつかの条件を満たす必要があります。

  • あなたの配偶者が既婚者と知っていて関係を持ったこと
  • 浮気以前に夫婦関係が破綻していなかったこと
  • 不貞行為があり、証拠があること(もしくは本人が認めていること)
  • 相手の住所と名前を知っていること

などです。

大事なポイントとしては浮気相手と旦那さんの二人に慰謝料の請求はできないということです。
配偶者と浮気相手は共同不法行為者として二人であなたの精神的損害を賠償しなければいけません。
旦那さんにだけ、浮気相手にだけ請求することができますが、双方に慰謝料を請求する場合には別件として扱うのではなく一つの慰謝料を二人で支払うという形になります。

このため、旦那さんの収入が高く、二人に請求した慰謝料を一人で支払ってしまうとそれ以上請求することはできなくなってしまいます。

浮気相手の女に慰謝料請求したいが女が浮気を認めない。どうする?

旦那さんの浮気相手を特定した!
と、思ったのもつかの間、断固浮気を認めない場合ということがあります。

まず大事なのが証拠集めです。
かーーーっとのぼせ上ってしまう気持ちはよく理解できますが冷静になって、言い逃れできないだけの証拠を集めなくてはいけません。

浮気の証拠が見つからない限り、相手は認めることはないでしょう。
浮気の証拠もなく本人が認めなければ当然慰謝料を請求することはできません。

今からでも遅くありませんから、興信所に依頼をして証拠を集めてみましょう。
二人が別れていなければ、かならず関係を持っている証拠が見つかるはずです。
隠れてコソコソしたとしても、プロの追跡をかわすのは難しいでしょう。
言い逃れられない証拠を押さえたら、再度慰謝料を請求します。

浮気の証拠を押さえてるのに、認めない!

ホテルに入る写真、二人でかわしたラブラブなメール、電話の着信履歴。
様々な証拠を集めたのに断固浮気を認めないというケースもあります。

プラトニックな関係。
ちょっとじゃれあっていただけで、男女の関係ではない。
ホテルに入ったのも具合が悪かっただけ。
部屋に上がったのも、悩み事を相談していただけ。

こんな風にむちゃくちゃな論理を展開する人もいます。
ですから浮気の証拠を押さえるときは、一度だけではだめなのです。
一定期間、何度も不貞行為を匂わせるものがあったと証拠を押さえなくてはいけません。

さすがに週に2度も部屋に行ったり、1ヶ月間通ったりというのは単なる相談や具合が悪かったと言い逃れることはできません。

またどうしても認めない場合には弁護士を入れて裁判に持ち込むことになります。
司法の判断で、浮気を認めさせなければいけません。

離婚するかしないかで慰謝料の額って変わるのか?

離婚するか、しないかで慰謝料の金額は変わります。
そもそもが慰謝料というのが、不法行為を犯し、その行為によって精神的損害を被ったときに、賠償として行われるものです。

離婚しない場合には、夫婦が最終的に仲直りをしたということになります。
精神的な苦痛を一時的には味わったかもしれないけれど再構築したということで精神的損害が少ないと判断されます。

そもそも、離婚せずに問題を解決した場合、裁判で夫に慰謝料を請求するケースはほとんどありません。
慰謝料としてちょっと高額なブランドバッグを買わせたり、アクセサリーを買わせたり、家の名義を自分にしてもらったりと、法的手段をとらなくてもペナルティを課せられるからです。

浮気相手とは相手が支払えそうな妥当な金額で和解をする

離婚しない場合、浮気相手に請求できる慰謝料は雀の涙ほどになります。
裁判を起こして時間をかける手間を考えると裁判を起こすまでのメリットはほとんどありません。
そこで話がこじれてしまう前に、相手が支払えそうな妥当な金額で和解をするというのが合理的な判断と言えるでしょう。

ただし、相手がW不倫だった場合には、浮気相手の配偶者からあなたの旦那さんに慰謝料を請求されることがあります。
そして相手が離婚した場合には、浮気相手から取った分よりも大きい金額を請求されてしまうこともあります。

また、旦那さんが浮気相手に申し訳なく思って慰謝料の肩代わりを申し出ることもあります。
この場合は、思い切って再構築自体を考え直したほうがよいかもしれません。

浮気の慰謝料が安すぎる場合、増額を要求しようと思う!

浮気の慰謝料相場は50~300万円くらいです。
大きく差があるのは、相手の年齢や収入状況にもよって変わります。

例えば、まだ大学を卒業したばかりの若いお嬢さんが浮気相手だった場合、貯金もほとんどないでしょう。
いくら慰謝料を請求したいと言っても、ないものは払えません。
借金してでも、風俗に勤めてでも、きっちり払えよ!
という気持ちがあるかもしれませんが、それを法律で強制することはできません。

少しでも多く分捕りたいのであれば、最初から相手の親もターゲットに入れたほうがいいかもしれません。
若い未婚女性の経歴に傷がつくことを考えれば親がお金を出して示談にしたいと言ってくるかもしれません。
交渉は弁護士を入れて、こちらの本気度合いを示すと良いでしょう。

相手が提示してきた慰謝料が安すぎる場合

相手が慰謝料として払えるのが「30万円だ」と言ってきたとしましょう。
人の旦那に手を出しておいて!という気持ちは分かりますが、だからといって多額の請求をすることはできませんし、請求したからといって、払えないものは払えないでしょう。

あまりにも高額な請求をした場合には相手の方からこれ以上は裁判にしてくれと言ってくるかもしれません。
裁判では相手の収入状況や婚姻歴などを調べて判断しますから、あなたが望むような高額の慰謝料を請求することはできません。

逆に相手の社会的地位が高い、収入が高い場合には安すぎることを不服として裁判に持ち込めば相当の慰謝料を払ってもらえるでしょう。
裁判で争えるように、証拠はきっちり押さえておいたほうがいいですね。

浮気の慰謝料を増額させるには何が必要?

今後の生活のために、少しでも慰謝料をもらいたいというのは当然のことです。
裏切られ、傷つけられたのですから、少しでも多く慰謝料を取りましょう。
しかし、いくら浮気が原因で離婚する場合でも、好きなだけ慰謝料が取れるとは限りません。

まず、離婚で慰謝料を増やすためには、少しでも多くの証拠を押さえることが大事です。
不倫の期間や回数が多いほど慰謝料を請求できるので、1回2回、浮気の事実を抑えるのではなく、長期間性的関係を結んでいることを証明できる証拠を押さえると良いでしょう。

浮気の証拠は離婚を切り出す前までにそろえておくのが鉄則です。
なぜなら、相手が浮気に気づかれたことで、行動が慎重になったり、相手との浮気を隠そうとすることがあるからです。

自分には落ち度がないと証明しよう

相手の非を責めるのですから、この時、自分に落ち度があると厄介です。
たとえばあなたも浮気をしていたとか、すでに夫婦関係が破綻していたと証明されてしまえば破綻された関係が不倫で傷つくわけがないと言われて慰謝料が請求できなくなってしまいます。

浮気の事実を知り、腹が立つかもしれません。
あんな男の夕飯なんか作りたくない!と思うかもしれませんがいつも通りに生活することが大事です。
家庭は円満であった。
しかし浮気が原因で家庭が崩壊したのだと証明しなければいけません。

浮気がきっかけで深く落ち込んだ場合には、カウンセリングなどに掛かることもあるでしょう。
そういう場合には通院の記録などもそろえておくといいですね。
より心に深くダメ―ジを受けていることを証明する補強になります。

慰謝料を請求する場合、探偵費用や弁護士費用も請求できるの?

元はと言えば、旦那さんが浮気したことが悪いのです。
旦那さんが浮気をしなければ、浮気調査の必要も弁護士に依頼する必要もありませんでした。
ですから、費用を自分が持ち出すのは納得いかない。
この気持ちはよく分かります。

慰謝料は精神的な苦痛を与えた者に対する損害賠償です。
浮気をした旦那さんや浮気相手に対して、請求することができます。

探偵を依頼するのにかかった費用も相手に請求することはできます。
慰謝料の請求は任意の請求なので、何について請求するかは自由です。
探偵の費用も弁護士費用も相手に請求することができます。

しかし、あまりにも費用が高額になる場合、無尽蔵に請求できるわけではありません。
こんなに払えるわけがない!と裁判になってしまうと請求ができなくなってしまうかもしれません。
どのくらい費用が掛かり、相手の支払い能力はどれくらいなのか?
見極めておく必要がありますね。

裁判になると請求できないこともある

裁判になると請求できないことがあります。
探偵費用や弁護士費用を請求したいときには「話し合い」で解決する必要があることを覚えておきましょう。

なぜ裁判になると請求できなくなることがあるのか?
それは「相当の範囲」に該当するかどうかを証明しなければいけないからです。

旦那さんが浮気をしていることは、本人が認めているにも関わらず更なる証拠を求めて調査をしたとされてしまえば、必要ない調査を行い不当な請求をしていることになります。

最初から裁判になると考えられる場合で探偵費用や弁護士費用も相手に請求したいのであれば…
どのくらいまでなら裁判所が認めてくれそうか?という点を調査の前にプランをよく練っておきましょう。

旦那に慰謝料を支払うだけの経済的余裕がない。どうする?

浮気されて慰謝料を請求したいのに旦那さんに経済的な余裕がない。
無職で収入がない。
仕事が長続きせずに、転職癖がある。
浪費家で貯蓄がほとんどない。

こうしたケースの場合、高額の慰謝料を請求しても支払いは期待できません。
無い袖は振れないからです。
サラ金から借金してでも払え!ということはできません。

この場合には、まず財産分与をします。
そして、そこから慰謝料としていくらか請求しましょう。
そうすれば相手に財産を渡すことなく、離婚をすることができます。

義両親が話の分かる人であれば、建て替えて貰うこともできるでしょう。
どうしようもない場合には分割にするという方法もありますが、収入がない相手に請求しても、支払われることは期待できませんね。

それでも離婚するメリットはある

旦那さんの収入が少なく、慰謝料の支払いができない時。
離婚をする経済的なメリットはないように感じられるかもしれません。

しかし、「タダ飯食らい」が家計から一人減るのですからかなり金銭的なメリットが発生します。
食費はもちろん下がるでしょうし、無駄な浪費もなくなりますから経済的にも旦那さんがいなくなったほうが金銭的に余裕が出るはずです。

母子家庭になれば、自治体からの支援を受けることもできます。
そのまま結婚生活を続けて、旦那さんに掛かる費用を負担し続けるよりもずっと経済的に豊かな生活を送れるでしょう。

何より、経済的に自立した男性と出会えるチャンスも生まれるわけですから切り捨てるのは早い方が良いでしょう。