太りにくいとは、食物繊維が多く糖質と脂質が組み合わさっていないもの。そして糖質や脂質そのものも少ないものであれば甘いものでも、太りにくいと言えます。
甘い=糖質の塊だと思い込んでいる人もいますが、そんなものばかりではありません。特にスイーツの中でも和菓子に分類されるモノの多くはカロリーが控えめで、太りにくいスイーツの代表と言えます。
具材でいうと大豆、サツマイモ、栗、寒天などを使ったお菓子やスイーツは、軒並み太りにくいものになります。これらを使っていれば多少甘くても問題ありません、しかし中には糖質を多く含むものもありますので成分を確かめて食べるようにしましょう。また、太りにくいからと言って食べ過ぎは意味がありませんので厳禁です。
カロリー控えめなスイーツ
先に述べたように和菓子全般は太りにくくなっています。中でもぜんざい、大福、どら焼き、栗きんとん、きなこもち、抹茶アイスなどは一見すると太りやすいように見えますがカロリーは控えめですし、甘さはあっても糖質はそれほど多くありません。逆に食物繊維を多く含んでいます。
他にはモンブランなど栗を使った洋菓子もカロリーは控えめです。ただし、生クリームを多量に使っている場合は糖質と脂質が合わさっているので、逆に太りやすいスイーツになってしまいます。どうしても甘いものが食べたくなってしまった時は、上記にあるようなスイーツやお菓子を選んでみてください。食べ過ぎはダメですが、たまにはスイーツを食べるのもストレス解消になります。
「3時のおやつ」には意味がある。甘いものはいつ食べるかも重要
3時のおやつにはちゃんとした意味があります。おやつなんて間食だから食べたら血糖値も上がるし、食べちゃダメ!太る!という人もいます。確かに食べれば血糖値は上がるでしょうし、食べ過ぎたら太る原因になるのは間違いのないことですが、3時のおやつは実は理にかなっているんです。
それは太らないということではなく、3時は1日のうちで一番太りにくい時間帯だからです。脂肪を体内に溜めるタンパク質があります、BMAL1という名前で呼ばれていますが、このタンパク質が午後3時は一番少ない時間帯なのです。甘いものを食べるのは脳に必要な糖分を吸収できるという意味でも必要ですし、脂肪になりにくい時間帯が3時だからこその「おやつ」なのです。
バランスの良い食生活をすることが前提
午後3時が太りにくい時間帯であるというのは3食正しく食べている人、間食などで食べ過ぎない人、寝る前に食べたりしない人であることを前提にしています。バランスよく生活しているからこそ、午後3時はBMAL1が少なくなるわけです。
また太りにくい時間帯以外にも、食事と食事の合間に軽いものを食べることによって胃にかかる負担を軽減できるとも言われています。逆に食事と食事の間が空きすぎると、脳に廻すエネルギーが不足しがちになります。
おやつに食べるのは果物や野菜がイイのですが、現実には野菜をおやつにする人はいません。しかし果物であればおやつとしても受け入れられやすいと思います。仮に物足りない場合は、低脂肪ヨーグルトやドライフルーツなどを合わせて食べれば、無駄な糖質の吸収に繋がらなくなります。